'09.3.23 そうだ!赤道儀を作ろう!!
理屈は簡単、カメラを地球の反自転方向に回せば良いハズ!
ジャンク箱をひっくり返し、使えそうなモノを探す。ユニバーサル基板に、半田するのは数年ぶり、
サラリーマン時代は新人か、外注さんの仕事だった・・・。
こて先が見えない、確実に老眼が進んどる。
2年ぶりのプログラム作業、どうやってソースを作り、コンパイルするか?開発環境?MPLABの設定・・・等、 手順を思い出すのに1日かかった。
やっとステッピングモーターが回ったので今日の作業は終わり・・・。
'09.3.30 タンジェントアーム式?赤道儀
プロトタイプはジャンク箱にあるがらくたと、近所のホームセンターで入手できる部品で作ろうと決めた。
歯車なんて持ってる理由も無く、ましてやウォームギヤなんて、有ろうはずがない。。それっぽいモノはビスとナットくらい・・・
必然的にタンジェントアーム式?と呼ばれるらしい方法。
広角レンズと数分の撮影時間なら、タンジェントエラーは無視できるだろうし、できないなら、プログラムで補正するとした。
外観は↓写真の通り、5mmのボルトとステッピングモーターを直結し、一辺15mmのアルミチャンネルアームに固定されたナットでアームを回転させる。
アームには雲台が固定されていて、このシャフトの回転軸が極軸と同じ方向を向いてるなら、赤道儀として機能する・・・・・はず。。。
- 雲台
- SLIK SBH-60
- ¥1,600
- アルミチャンネル
- 15*15*100
- ¥100
- W1/4ねじ+α
- ¥200
玄関先でのテスト 目の前を車が通り、街灯、月あかり、強風、見えない北極星・・・等、条件は良くないけど、
それなりに写ってる。。。。
何より、肉眼ではこんなにたくさんの星は見えない。
こんな赤道儀でも、星が流れる事なくそれっぽく写る事が分かり、もう少しちゃんと設計し、出来ればもう少しカッコよく、製品に近いモノを製作してみようと思う。。
先ずは試作2号機でハンディー赤道儀の必要機能を模索してみよう。
何年先になるかは分からないが、パソコンを使わないで、USBカメラまたはそれに変わる何かによる、オートガイドシステムまでこのHPを充実したいと・・・。 090707
目標:馬頭星雲
撮影日時 '09.3.30 20:52 オリオン座方向
露出時間 206s
f:7.1、iso:100、焦点距離:22mm、eos20d