天の川 
夜空を見上げたら、いつだってそこにあるはずだけど 
おぉ~~ 天の川やん!   って実感したことはない。
餓鬼のころ 
夜空を見上げてもTVや写真で見る銀河はそこに無かったし
それを理解できなかった。
中学生になり、撮るためには "特殊な装置" が必要と知る。
しかし、実現するには
それこそ、天文学的費用が必要で、現実性は無く・・・
長い間、忘れてました。
あれから40年、ネットの中で偶然、右写真に出会った。。。
sugee~ konna shashin toriteeee

Introduction

'09.3.23  そうだ!赤道儀を作ろう!!

理屈は簡単、カメラを地球の反自転方向に回せば良いハズ!
ジャンク箱をひっくり返し、使えそうなモノを探す。ユニバーサル基板に、半田するのは数年ぶり、 サラリーマン時代は新人か、外注さんの仕事だった・・・。
こて先が見えない、確実に老眼が進んどる。
2年ぶりのプログラム作業、どうやってソースを作り、コンパイルするか?開発環境?MPLABの設定・・・等、 手順を思い出すのに1日かかった。
やっとステッピングモーターが回ったので今日の作業は終わり・・・。

'09.3.30  タンジェントアーム式?赤道儀

プロトタイプはジャンク箱にあるがらくたと、近所のホームセンターで入手できる部品で作ろうと決めた。  歯車なんて持ってる理由も無く、ましてやウォームギヤなんて、有ろうはずがない。。それっぽいモノはビスとナットくらい・・・ 必然的にタンジェントアーム式?と呼ばれるらしい方法。
広角レンズと数分の撮影時間なら、タンジェントエラーは無視できるだろうし、できないなら、プログラムで補正するとした。
外観は↓写真の通り、5mmのボルトとステッピングモーターを直結し、一辺15mmのアルミチャンネルアームに固定されたナットでアームを回転させる。
アームには雲台が固定されていて、このシャフトの回転軸が極軸と同じ方向を向いてるなら、赤道儀として機能する・・・・・はず。。。

雲台
SLIK SBH-60
¥1,600
アルミチャンネル
15*15*100
¥100
W1/4ねじ+α
¥200

玄関先でのテスト 目の前を車が通り、街灯、月あかり、強風、見えない北極星・・・等、条件は良くないけど、 それなりに写ってる。。。。
何より、肉眼ではこんなにたくさんの星は見えない。 こんな赤道儀でも、星が流れる事なくそれっぽく写る事が分かり、もう少しちゃんと設計し、出来ればもう少しカッコよく、製品に近いモノを製作してみようと思う。。
先ずは試作2号機でハンディー赤道儀の必要機能を模索してみよう。
何年先になるかは分からないが、パソコンを使わないで、USBカメラまたはそれに変わる何かによる、オートガイドシステムまでこのHPを充実したいと・・・。  090707
目標:馬頭星雲 

撮影日時 '09.3.30 20:52 オリオン座方向
露出時間 206s
f:7.1、iso:100、焦点距離:22mm、eos20d

カウンター